絶景街道の奥志賀林道

絶景を楽しめる、長野県最北部のスーパー林道です。
そこへ行った感想として、景色がよかったと一言ですみますが、ほかには路面状態がよかったので走りやすかったですね。

奥志賀林道の距離は約42kmある長い林道です。
長いのに途中ガソリンスタンや自販機もありません。
事前に調べてガソリンは満タンで挑んだので大丈夫でした。
一部携帯も繋がらない山道があるので、ガソリンの確認と事故には気をつけてください。

奥志賀林道の特徴

県道471号と502号で構成された林道で、奥志賀高原を縫って走る快適なツーリングコースです。
うねうねの道を蛇行しながら走るのは、ちょっと面白い気分になれます。
基本山道の樹林に囲まれた道を走ります。

途中清流に沿って走ることができ、北側にある野沢温泉や毛無山の周辺になるとスキー場の中を通るため、視界が開け、景色を楽しめます。
502号線で新潟県の県境近くに栄村があり、そこまでいくと距離は約57km。
国道292号線から滋賀草津道路を利用して林道から、目指すと約75kmにもなるとっても長いツーリングコースです。

奥志賀林道の楽しみ方

ツーリングも楽しめますが、途中で自然を写真に収めるのもよいかと。
大空を飛ぶタカの写真を撮る人たちを多く見かけます。
北信濃地方はタカが飛ぶルートのため、秋になると北日本から南下していくタカの姿を見ることが可能です。

国道最高地点で記念撮影をするのもいい思い出になるでしょう。
紅葉の時期にいくと、きれいな赤と黄色や緑がまじった山々を見ることができます。
途中に展望所があるので、さらに遠くの景色を見たいときに休憩がてら寄ってみてはどうでしょうか。
林道から出るといくつもの温泉があるので、ツーリングで疲れた体を癒せます。

スキー場周辺にホテルがあり、スキー場利用客がメインとなりますが、オフシーズンはバイク乗りにうれしい、バイク乗り用のコースがあります。
存分にツーリングを楽しみたい人は、宿泊して体を万全な状態でまたツーリングの再開をすると、気持ちにゆとりが生まれます。
山なので猿などの動物がいるため、バイクを止める場所を倉庫や館内で施錠できるスペースを使わしてくれるホテルもあります。

冬季通行止め

11月下旬から翌年5月中旬まで通行止めになります。
山ノ内町道大松大洞沢線を迂回は可能なので、通行止め期間でも、奥志賀高原地区までは行くことが可能です。
林道を楽しみたい方は、開通してから行くことをおすすめします。
目的地によっては、林道の倍である70km以上を走ることになるため、無理のない距離を選びましょう。
さすがに長距離のツーリングは疲れやすいので、一泊することも検討してみてください。