コロナは落ち着いてきたけど外出はしづらい

思うように外出ができないコロナ禍が、ようやく収まりはじめました。
コロナは落ち着いてきたとはいうものの、遠出のツーリングとなるとまだまだ考えてしまう今日この頃です。
ロングツーリングはできないけれど、バイクの面白さは十分に堪能したい、そんなときにはプチツーリングを楽しむのがおすすめです。

プチツーリングというのは、丸一日や数日をかけてバイクで旅をする本格的なツーリングとは違い、所要時間はせいぜい半日程度が目安の短いツーリングのことです。
たとえば朝出かけてツーリング先で昼食を食べて戻ってくるといったようなパターンが考えられます。
要するに、毎日の生活ペースを崩さずにちょっと息抜きのつもりで出かけるのがプチツーリングということです。

距離的には、ツーリングの走行距離は「法定速度×1/2×所要時間」で計算されるので、6時間のプチツーリングなら180km圏内ということになります。
時間内にめいっぱい走行距離を消化するのではなくて、あちこちで道草をしながら時間内に戻ってくるのがプチツーリングの醍醐味とも言えます。

早朝に近場をとことこツーリングするのが楽しい

朝早くに出かければお昼までには戻ってこれるのも、プチツーリングの魅力です。
近場の公園に行って朝の清々しい空気を満喫し、いつもは通らない道に出ておいしいカフェを思いがけず見つけたときの喜びなどは、プチツーリングならではです。
また、近所にある神社や仏閣を朝早く訪れてみるのも楽しいかもしれません。
これまでは気がつかなかったパワースポットで、日頃のストレスを解消することもできます。

グルメのライダーなら、近場でおいしいと評判のレストランにバイクで出かけていくだけでも立派なプチツーリングになります。
「家の近くの郊外に、いつも行列のできるラーメン屋さんがあるから行ってみよう」といった動機でもかまいません。
Google Mapの航空写真で家の周囲○○kmを検索すれば緑の濃いスポットも簡単に検索できますので、毎週違う目的地を設定して出かけるのも楽しいものです。

プチツーリングに持っていきたいアイテム

プチツーリングに出かける際には、印象的な風景をカメラに収めるためにスマホを持参しましょう。
写真に凝っている人であれば、デジカメを持参するのもおすすめです。
スマホのカメラではどうしても逆光がきれいに撮れないことがありますし、望遠撮影もデジカメのほうが圧倒的に美しく撮影できます。

近場であっても、山道に入ると急に天候が変わることもあり得ますので、簡単な雨具も必ずバイクの中に忍ばせていきましょう。
プチツーリングはあくまでも自由に楽しむのが王道です。