ソロキャンプは装備が重要!
快適で安全なキャンプは、装備選びから始まると言っても過言ではありません。特にツーリングキャンプでは、バイクに搭載できる荷物には限りがあります。本当に必要な道具を厳選し、できるだけコンパクトなものを選ぶのが重要です。
この装備選び、回を重ねるごとに楽しくなってきます。ギア(装備のこと)選びがキャンプの醍醐味だなんて言う人もいるほど。ソロキャンプではすべての道具を自分で選べるので、自分のお気に入りを見つけて楽しみたいですよね。
今回は、これまでの経験を通して私が特に重要だと思うソロキャンプの装備の選び方について書いていきます。
ソロキャンプに必要な道具たち
テント・寝袋
キャンプと言えばテントと寝袋。一番個性を出しやすい装備の一つと言えるでしょう。一口にテントと言っても、様々な種類があるんですよ。自分のツーリングスタイルに合わせたテント選びが重要です。
まず、ツーリング用テントの基本は「軽くてコンパクト」!女性の場合は、組み立ての簡単さも重視しましょう。高さが低めのものを選ぶと組み立てやすくなります。5分ぐらいで組み立てられるものが理想です。
前室があるかどうかも大事なポイント。前室があれば、テントの外でも影を作れます。さらに、快適に過ごすためにも通気性に着目してください。
寝袋を選ぶ時は、「どれくらいの温度の場所で使うのか?」を考える必要があります。寝袋には「快適使用温度(コンフォート)」や「使用可能限界温度(リミット)」が設定されています。泊まる予定のキャンプ地の気温を事前に調べておきましょう。
寝袋は素材によって様々な特徴がありますが、個人的にはツーリングキャンプならダウン素材がおすすめ。ダウン素材は化繊素材のものに比べて軽くて小さくなるんです。少々お値段が張ったり、水に弱かったりといったデメリットもありますが、ツーリングならできるだけ荷物を小さく軽くしたいので、メリットの方が大きいと感じています。
調理器具
調理器具はキャンプ地でレンタルできることもあります。事前に宿泊予定のキャンプ地のサービス情報を集めておくと良いでしょう。
持っておくと便利なのは、クッカー、焚き火台、マグカップ、ガスバーナーです。クッカーとはアウトドア用の鍋のこと。いくつかのサイズがセットで売られていることがほとんどで、中には食器までセットになっているものも。ソロキャンプ用のコンパクトサイズの商品もあるので、探してみてくださいね。
コンパクトなクッカーだとあまり大掛かりな料理はできませんが、限られた道具の中で試行錯誤するのも楽しいですし、キャンプ地の空気が最高のスパイスです。
見落としがちだけど大切な小物類
ついつい忘れがちなのが小物類!
特に大事なのはランタン。バイクのライトでいいだろうとか、スマホのライトで十分だと思う人もいるかもしれませんが、テントの中や地面の上に置いて周りを照らせるランタンはすごく便利です。
ゴミ袋も忘れずに。来る前よりも美しく!は小学校の遠足でもよく聞く言葉ですよね。キャンプ地で出たゴミは自分でしっかり処理しましょう。
装備を選ぶポイントは”統一感”
キャンプ用装備はたくさんの種類があり、機能が似ているものだとどれを選んだらいいのかわからなくなってしまうもの。そんな時、私は”統一感”を意識して選んでいます。例えば、同じブランドでそろえるとか、同じ色でそろえるとか。統一感があるとすっきりして、こなれた印象になります。機能と統一感を意識して、おしゃれキャンパーを目指しましょう!