お家で作りやすいエスニック料理

エスニック料理といえば、スパイシーで辛いというイメージが強いものです。
ところが、中にはマイルドで子供でも食べられるレシピもたくさんあります。
毎日の献立に行き詰まったら、おうちに居ながらにして旅行気分を楽しめるエスニック料理を作ってみませんか?

家庭で作りやすいエスニック料理といえば、タイ料理が人気です。
その中でも、「カオマンガイ」は炊飯器ひとつで出来てしまうので、仕事で忙しい人にもオススメです。
材料はお米と鶏肉(もも肉でも胸肉でもOK)、長ネギの青い部分、鶏ガラスープの素とおろしにんにく・ショウガだけです。

これらの材料を全て炊飯器に入れて炊き上げたら、長ネギとショウガ、しょう油、オイスターソース、砂糖と味噌、さらにレモン汁とごま油を混ぜ合わせたタレをかけていただきます。
好みによってナンプラーを小さじ1ほど入れてもかまいません。
お米はジャスミンライスを使うと、より香り高く本格的に仕上がります。

ガパオライスとグリーンカレーもおすすめ

タイ料理の定番ともいえるガパオライスも、簡単に作れるのでぜひマスターしてみてください。
材料はひき肉と玉ねぎ、にんにく、ピーマン、赤パプリカなどで、最後にバジルの葉をちぎって加え、お皿に盛り付ける時に目玉焼きを添えるのが特徴です。
ひき肉には豚ひき肉と鶏挽き肉のどちらも使うことができます。
味付けにナンプラーとオイスターソースを使うところがタイ料理らしく、辛いのが好きな人は鷹の爪をちぎって加えてもかまいません。

グリーンカレーも、グリーンカレーペーストとココナッツミルクさえあれば簡単にできるので、まだ作ったことのない人は一度挑戦してみるといいでしょう。
パクチーやバジルを加えれば、よりエスニック感が増します。

マレーシアの家庭料理も試してみたい

マレーシアにはスパイスの効いた肉料理がいくつもあり、食卓を華やかにしてくれます。
牛肉をココナッツミルクで煮込んだルンダンはコクがあり、タマリンドの酸味が効いていて、一度食べると忘れられない味です。
CNNの「世界で一番美味しい料理」でも毎年上位にランクインしているので、ぜひ作り方をマスターしておきましょう。
レモングラスパウダーやカルダモン、シナモン、スターアニスなどを使って牛肉を煮込むだけなので、難易度としてはそれほど難しくありません。

パクテー(肉骨茶)もマレーシアの家庭でよく作られている料理で、スペアリブを煮込んで作ります。
スペアリブの量は4人分で600g前後、これ以外にブラックペッパーやにんにく、醤油、青ネギなどを加えて煮込みます。
圧力鍋を使えば短時間でできる料理なので、何か一品欲しいときに加えると便利です。